昼飯時いつも観ていると言っても、ただ点けているだけの様なテレビのワイドショーで、ニュースキャスターが、「漫画家の水木しげるさんが亡くなりました」って聞こえてきました。
水木しげるさんと言えば、代表作のゲゲゲの鬼太郎や近年はふるさとの境港市がテレビ等で取り上げられ大変有名です。
随分前ですが、日経新聞の「私の履歴書」って言うコーナーに、水木しげるさんの生い立ちが連載されていたのを毎日読んでいた覚えがあります。
日本のために太平洋戦争で召集されて、激戦地ラバウルで負傷された事は、日経を読んでいた時の記憶が残っています。
もう一つ、物凄く私の記憶の残っているのは「悪魔くん」です。
実写版って言うんでしょうか、アニメではありません。
私がまだ幼稚園に入園したかしないかぐらい、うんと小さかった頃に家に有った白黒テレビで観ていました。
エロイムエッサイムって呪文を唱える事と、悪魔くんって主人公とメフィストって言うチョコレートが大好きな、鷲鼻の変なおじさんが出演しているのを覚えています。
それから、悪魔くんがメフィストを呼ぶ時にオカリナを吹くんだったかなぁ。この辺りになると記憶がちょっとって感じです。
なんで覚えているかって言うと、すごく怖かったんです、このドラマが。
何が怖いのって言われても良く覚えていませんが、そこに出て来る洞窟のようなロケーションなのかメフィストの顔なのか記憶がありません。
ただ毎週番組が始まると、テレビのある部屋の外から、ドアをほんの少し開けた隙間から覗くように恐る恐る、それでも楽しみながら?観ていた事をよぉく覚えています。
今になって振り返ってみるとこれが「水木しげるワールド」なんだって思います。
そう言えば「河童の三平」も怖かったなぁ。今思い出しました。
素晴らしい方だったんです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
戦争にちなんだ本です。百田尚樹さんの「永遠の0」水木さんとは違い特攻隊の話ですが、激戦地ラバウルでの死闘も出てきます。