東京都の銭湯が集まって浴場組合があります。

行政との話し合いやイベントの企画等、様々な事柄を個々の浴場に代わり、あるいは取りまとめて行ってくれています。

浴場組合と共に浴場の信用組合もあります。

「信用組合ってなぁに?」って、金融機関、銀行のようなものです。

銭湯のご主人が出資しているんで、当然当方も大口?の出資者です。

預金をしたり借入れをしたり、税金の納付や支払い等の振込業務を行っている、当方から見れば名称は違えど「銀行」そのものです。

今日はそこの外交員の方がお見えです。

銭湯は小銭の商売なんで、硬貨がたまります。

普通の銀行に百円玉を十キロも二十キロも持参するのはちょっと大変、もし持って行けたとしても窓口での業務になるので、当然いい顔をされないと思います。

しかしここは違います。

マメにお見えになって、小銭を回収してくれます。

回収したお金は借入金の返済や支払いの回してもらっています。

いちいち銀行へ出向かなくてもいいんで、とっても助かる仕組みです。

もう一つですが、現在の料金体系ですと十円玉が不足します。

そんな両替も行ってくれます。

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釣銭も十分で、いくらお客さんがお見えになっても対応可能です。

準備万端、ひと昔前のお笑いではありませんが「整いました」で、丁度開店の時間になりました。

よろしければお越しください。

お待ちしております。