当店にはお客さんにお貸しする鍵が三種類あります。
脱いだ靴を入れる下足の鍵と、脱いだ服を入れるロッカーの鍵と、雨の日には必要な傘の鍵です。
この鍵類はぼやぼやしていると、どんどんとなくなってしまいます。
脱衣場のロッカーの鍵は、今ではフロントで手渡しでお貸ししています。
おかげ様で現在では無くなることはありません。
下足(靴箱)の鍵ですが、たまに無くなります。
ご来店の時とお帰りで、違う靴を履いて帰られる方がいらっしゃるようで、下足の札(鍵)が無い所を開けてみると靴が入っている事があります。
それと理由は不明ですが、なぜか鍵が無くなってしまいます。
傘の鍵ですが、今時の傘は使い捨てなんでしょうか、お帰りに雨が上がっている様な時は傘が入ったまま、鍵が無い状態がままあります。
いつも傘が入った状態で当方は何も困りませんが、お客さんはとっても使い勝手が悪い傘立てになっています。
こんな事もあり、たまに鍵屋さんに下足や傘の鍵を交換してもらいます。
お客さん自身も、傘の鍵なんて持って帰っても何もならないと思うんですが、当方も「お返しください」とただただ祈るのみです。
「対策は?」って、思案はしましたが実行できるようなものはありませんでした。
お客さんの常識や良心にすがるのみです。
後になりましたが、ちゃんと取りに来て下さる(鍵を返却して下さる)方も沢山おいでです。
中には遠く九州や関西の方が、「間違えて持って帰ってしまった」と言う事で、送り返して下さった事も何度かありました。
とっても嬉しかった覚えがあります。
「鍵」なもので、消耗品とは考えられない大切なものなので、とても苦慮しています。
今日からは鍵がずらりと並んでいます。
暫くこの状態が持続してくれる事を願うばかりです。