本日五月五日は恒例のしょうぶ湯でおもてなしです。
しょうぶ湯は暑い夏を丈夫に乗り切ろうって事のようで、江戸時代から続く銭湯の年中行事の一つなんです。
今日の午前中は、浴場組合一括購入で産地より直送された、潮来だったか水郷だったかの本場の菖蒲の袋詰めです。
ゆずと同様に洗濯ネットのようなものに菖蒲を入れて浴槽に浮かべてあります。
こんな感じです。
そのまま浮かべているわけではないんで、風情はありませんが、今時のお風呂屋は沢山のポンプ類によってお湯を循環させているんで、菖蒲やゆず等の「異物は」そのままにはできない都市型銭湯の泣き所です。
テレビ等で放送されている映像のように、浴槽いっぱいに菖蒲を浮かべているイメージとはかなり違ってしまいます。
何分東京下町の銭湯なんで、衛生面を最優先のおもてなしとなっていますのでご了承ください。
しょうぶ湯はあまり「出汁」が出ない感じですが、「神経痛」「血行促進」「保湿効果」等効能はいろいろです。
「スッキリと」って感じのように思いますが、時期ものなので試しにいかがでしょうか。
お帰りに、よかったら1~2本持って帰って下さい。