今日は浴場組合の例会日でした。
ゲストに東京ガスの方がお見えになっていました。
新聞やテレビでも話題になっている「電力自由化」だそうで、東京電力の契約を「東京ガスに切り替えると料金が安くなります」と、いわゆる営業活動です。
当方は3か月程前に、既に東京ガスに契約を切り替えています。
当店は個人経営の吹けば飛ぶような下町の銭湯ですが、図体ばかり大きな設備で商売をしている業態なので、いわゆる光熱費が占めるウェートがとても大きいんです。
お風呂を沸かす設備も公害等の問題もあり、また人手も無いためガスのボイラーを使用しています。
私から見れば「頼りになる番頭さん」ってところです。
湯水も地下水を汲み上げる所か始まり、ボイラーへの給水やシャワー等へのお湯の供給も全てポンプで行っています。
ポンプを動かすのは電気なもので、ガスと電気が少しでも安ければ当方は助かります。
そんな事で、電力自由化=安い、には飛びつきました。
そういえばこの東京ガスと電力の契約をしてから随分経ちますが、いまだに東京ガスに切り替わっていません。
電気やガスの「大きな会社はどっしり構えて?」って、フットワークがヘビー級並みなのかもしれません。
当方も人の事をとやかく言えるほどの機敏さは持ち合わせていませんが「蝶のように舞い・・・・・・」って、子供心に記憶にある、あのフットワークは忘れることはありません。
尊敬する偉人のスタイルは「素晴らしい」ってあらためて噛みしめます。